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我が大地、セシウムのその後「肉類(牛肉、豚肉、鶏肉)からの被爆量について」 


[一人当たり肉類の消費量]
 農林水産省の食料需給表(平成21年度)で報告される牛肉、豚肉、鶏肉それぞれの消費量及び、国内生産量と輸入量(被ばく量の試算からは除外する)から、一人一日当たりの被ばく消費量を計算すれば、下記となる。

注)以下、一日一人当たり消費量×国内生産量÷(国内生産量+輸入量)

 牛肉:0.0161kg×516千t÷(516千t+679千t)
    =0.007kg≒0.01
 豚肉:0.0315kg×1,318千t÷(1,318千t+1,031千t)
    =0.018kg≒0.02
 鶏肉:0.0302kg×1,413千t÷(1,413千t+555千t)
    =0.022kg≒0.02

 牛肉、豚肉、鶏肉の消費仕向量合計は5,605千tであるが、肉類全体での消費仕向量は5,662千tであるから、これら三品目で肉類消費の99%をまかなうことになる。

[肉類の放射性基準ベクレル]
 宮城県、栃木県、茨城県の5月以降の果物の放射線量調査結果から基準ベクレルを設定してみるが、牛肉、部肉、鶏肉の三品目に分けて設定する。

(牛肉)

宮城県では8月1日以降、出荷する肉牛の全頭検査を実施し、それ以降の検査では、現在のところ全て暫定基準値(500Bq/kg)以下と報告されている。


栃木県では8月以降、汚染稲ワラ等を給与した疑いのある牛は全頭検査を実施している。
 8月以降の調査では、全て暫定基準値以下の結果となっているが、具体的な放射性物質の検出値は公表されていない。8月以前の調査についても、公表されているが、こちらは放射性物質は不検出である。ただし検出限界は不明。


茨城県でも8月以降全頭検査を実施しており、不検出が大部分であるが、検出された値については小さい値で10Bq/kg以下からあり、30~80Bq/kgの値も多い、100Bq/kgを越える値もある。


(豚肉)

・ 宮城県つにいては豚肉の調査データが見あたらない。


栃木県の公表資料では検査した全ての豚肉が検出限界以下だったが、検出限界は不明である。


茨城県の調査では、調査した検体全て不検出である。検出限界は不明だが、牛肉、鶏肉とも5Bq/kg以下の結果が得られているから、Cs134とCs137の限界値を併せて10Bq/kg程度であろう。


(鶏肉)

・ 宮城県と栃木県については調査データが見あたらない。


茨城県については調査データがあり、一回だけ5Bq/kgの結果があるが、あとは全て不検出である。茨城県は全般的に詳細な数値を公表しており、このような姿勢には好感が持てる。

 以上、宮城、栃木、茨城各県の牛肉、豚肉、鶏肉の結果を調べてみたが、宮城県の牛肉「暫定規制値以下」の公表資料に代表されるように、実際にどの程度の放射性セシウムが検出されているかかはっきりしない。
 このため、肉類の基準ベクレルについては、他の品目の算定とは異なり宮城、栃木、茨城各県の調査結果ではなく福島県の調査結果を基に算定してみる。

[福島県産の調査結果について]
 福島県では、牛肉の大部分が不検出だが、しばしば30Bq/kg程度以下の放射性セシウムが検出され、また150Bq/kgを超える値もあり、に300Bq/kgに迫る値も検出されている。
 豚肉については、6月以降そのほとんどが不検出である。5月の調査では、調査地域が今回事故のあった原発に近接した地域であったためか、その全てが放射性セシウムを検出し、おおよそ50~260 Bq/kg程度の値であった。
 鶏肉については、全て不検出であった。

以上から、下記のように基準ベクレルを設定してみる。

 牛肉:300Bq/kg
 豚肉:300Bq/kg
 鶏肉:40Bq/kg(一般的な検出限界値で大きな値を採用)

[肉類からの年当たり被ばく量]
 以上から、牛肉、豚肉、鶏肉の年当たり被ばく量を算定してみる。

 牛肉:0.01kg/day×300Bq/kg×0.06=0.018mSv/year
 豚肉:0.02kg/day×300Bq/kg×0.06=0.036mSv/year
 鶏肉:0.02kg/day×40Bq/kg×0.06=0.005mSv/year
 合計:0.059mSv/year
  ※換算方法は、こちらを参照

 この値は、年間被ばく限度量を1ミリシーベルトに制限した場合、その制限値の5.9%程度で、他の品目に比べれば比較的大きいが、水産物よりも低い値である。
 基準ベクレルは福島県の調査結果を基にしたので、その他の県についは、この値より低い値になるはすである。




▼被ばく量計算目次
被ばく量の各種基準値 / 1ミリシーベルトについて / 被ばく量の計算方法 / 被ばく量の総合評価
【各品目毎の被ばく量計算】
水道 / 野菜 / 果樹 / 特用林産物 / 水産物 / / 乳製品等 / 牛肉 / 豚肉 / 鶏肉 / 小麦 / 大豆 / /
※「我が大地、セシウムのその後」では2011.9までに公表された調査データを基に試算しております。




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