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[8]冬期湛水水田/ふゆみずたんぼの水鳥とアカガエルと環境教育の効果 

 冬期湛水水田の生物多様性効果として象徴的なものに、水田が白鳥や鴨など冬期の水鳥の餌場になる効果があります。水鳥は餌を飲み込むために水が必要となるので、落ち穂等の餌となる水田残滓物があるだけでなく、冬期湛水水田のように水のある水田は、理想的な餌場となるようです。



 宮城県北地方の事例で述べれば、地形的条件さえ満たす限り、冬期湛水水田を行うことで、かなりの確率で水田に白鳥や鴨が飛来してきます。



 このようにして冬期の湛水は水鳥の餌場としての機能を発揮させますが、早春期の湛水もアカガエル等の繁殖場所としての機能を発揮させます。このように冬期湛水水田はイトミミズにより発揮される効果以外にも、様々な生物多様性効果を生み出します。



 こういった生物多様性効果は、単に生き物を保全することのみならず、生き物を通じながら、水田を環境教育の場に変えていく効果も有しており、これも冬期湛水水田の効果と言えるかもしれません。今後とも水田の多面的効果を維持していこうとするならば、日本人は米に対するこだわりを持ち続ける必要がありますから、そのためには水田等で行われる「食農教育」に大きな期待が寄せられるところです。



注11)2~3月に産卵するアカガエルは、各地の水田の乾田化が進み産卵場所が限られてきたためか、地域によって絶滅危惧種に分類されることもある。



注12)水鳥でも雁は水の有無に関わらず水田を餌場として利用する。むしろ冬期湛水水田よりむしろ慣行水田のほうにより多くの雁を見かけることが多い。




参考:

 宮城県内冬期湛水水田の白鳥(平成16年「稲と雑草と白鳥と人間と」)

 冬期湛水水田にねぐらを取った雁の記録(平成18年 田守村)

 冬期湛水水田のアカガエル調査(平成17年 チームTARIKI)



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カテゴリ : 冬水田んぼ
2007-04-01(Sun) | コメント : 0 | トラックバック : 0

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