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連休旅で訪れた古民家 

 写真は岩手県北上市の江釣子村民俗資料館付属施設として保存されている古民家。

 連休に訪問して写真を撮ってきましたので紹介します。








 この古民家の外観は南部曲がり家に似ていますが少し異なります。















茅葺き屋根の構造に興味があったので、写真を撮ってみました。









入り口に入ると、すぐ右手側に厩舎があります。









厩舎には、様々な農機具が置かれてます。
写真の農機具は田んぼの中耕除草機







 奥の座敷から中間、土間、入り口方向の眺め。
 馬屋に土間が接続し、これが台所に続き雪の多い秋田県側の民家の特徴を受け継いでいます。






 

台所、写真では見え難いのですが、中央に囲炉裏があります。






 

こちらは、常居の囲炉裏






 

機織り機、一番奥の前座敷に置かれています。






 岩手県の西和賀地方(北上地方)には東北自動車道から秋田自動車道に抜けるジャンクションがありますが、昔から秋田とのつながりが濃い地域だったようです。

 このため、写真の古民家は秋田側の特徴を色濃く受け継ぐいでいますが、南部藩や伊達藩の民家の特徴もみられ、さらに武家屋敷の特徴まで持っているとこのことで、貴重な文化遺産になっています。 





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江戸時代のお米の貯蔵方法 

  昨日は、お米の貯蔵方法としてトウガラシを用いる方法を紹介しました。

 お米の鮮度を保つには、本当であれば冷蔵庫に入れておくのが一番良いようなのですが、なんと言ってもお米は量がかさばります。だから、それが良いとは思っても現実には難しい問題に直面します。
 冷蔵庫を開ければ、そこにトマトがあって、キュウリがあって、ヨーグルトがあってと、なかなか常連客は席を立ってくれません。

 それではまだ冷蔵庫の無かった時代、お米の鮮度を保つには、どのような保存方法が採られていたのでしょうか?

 そう思い、先月、古本屋さんから大量に買いだめしてきた「日本農業全集(農文協発刊)」のページをめくっていると、記してありました、お米の保存方法。

 引用は、「日本農業全集 17」の「百姓伝記 巻九 田耕作集」からです。



 米を長期に貯蔵する場合は、俵の中に、よもぎ、桃の葉、桑の葉をよく干して入れておくこと。米の質が変わらない。また早稲のわら灰を混ぜておくこともいっそう効果的である。
 籠城のときなどに白米を貯蔵すると米の風味が酸っぱくなるから、石灰を混ぜておくのもよい。





 とのこと。

 桃の葉や桑の葉はあまり手軽に手に入れられませんが、よもぎの葉っぱだったら、ちょっと田舎に行けば、いくらでも手に入ります。

 これもお米の保存方法として使えそうですね。
 
 「百姓伝記」は成立年代が不明なのですが、おそらく江戸初期に成立したものと推測されています。ケミカルフリーで安全安心な食べ物に気を使う現代、化学薬品が無かった頃の江戸時代の知恵がいろいろ活用できそうですね!

記:田鴨


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ヒルムシロの今と昔 

  水草のうち、あさざ、おもだか、たいぬびえ、たで類は、あまり苦にならない草である。抜き取って浅く埋めて、早く腐らせればよい。

 菅、くろぐわい、ひるむしろはたちの悪い草で、中でもひるむしろはその筆頭である。




「農事遺書 第二巻五草の絶やし方、各種雑草について」

宝永六年 著 加賀藩 鹿野小四郎

 「日本農業全集5」社団法人農村漁村文化協会 発刊




 江戸時代、水田雑草について解説した一節である。



 上記に紹介した「農業全集」を読むと、しばしば1番草~3番草という記述に出会います。

 この1~3番とは同じ場所で除草した回数を表しており、例えば1回除草した場所に再び芽をもたげてきた草を2番草と呼び、さらに除草しても成長してくる雑草を3番草と呼んでいます。

 当時の稲作では、田植え後、同じ田んぼを3~4回程度、除草作業するのが常だったようですが、現在でも無農薬で稲作を行うと、やはり同じ水田を3回ほど除草しなければ、稲の収穫量に影響してくるようです。



 「農事遺書」で紹介する雑草の多くは、現在の慣行水田(無農薬ではない稲作水田)でも良く目にすることができます。一方で最もたちの悪い草として挙げられているヒルムシロは、まるで絶滅でもしてしまったかのように目にすることがありません。

 

 年長の農家の話を聞くと、農薬を使って以降、ヒルムシロをほとんど目にしなくなったとのことです。



 それでも無農薬稲作を始めると復活し、特に山間部の無農薬水田では、ヒルムシロに出会うことが良くあります。



 農薬を使い続けて以降、数十年の時を隔て、復活する雑草のしぶとさにあきれながも、感心させられてしまいます。





 [大郷町高橋水田で見かけたヒルムシ]



記:田鴨

 

 高橋水田の営農履歴はこちらからご覧になれます。

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昭和初期の除草機 

<7月22日の遠藤水田より>

 みなさん、こんばんは。

 もう稲もだいぶ大きくなってきたので、乗用の除草機では走れないと思っていたところ、お隣の農家さんから



 「手押しの除草機ねぇのが。」



 と一言。



 「なるほど手押しなら押せる!」



 そこで昨年、納屋の天井裏から見つけた昭和初期の手押し除草機シリーズを思い出しました。



 さっそく天井裏から下ろし、田んぼへ直行!



















 なんとおもったよりコナギ、クログワイが埋め込まれていきました。すごい!



 なんか「原点に返って考えなさい」といわれているようでした。

 まだまだ除草機が押せそうです。



 遠藤水田の様子は「花鳥風月ふゆみずたんぼ」ブログでご覧になれます。







 

お米の賃金 

 先日のことですが、宮城県の多賀城市を流れる運河についておもしろいお話を地元のかたから教えていただきました。この運河は「貞山堀運河」と言い、江戸時代に開削されたものなのですが、この工事に従事した労務者の一日の賃金が米1升2合だったとのことです。

 米1升2合とは12合のことですが、これをkgに換算すれば



 12合×0.15kg/合=1.8kg



となります。



 江戸時代、この「お米1.8kgの賃金」にどの程度の価値があったのでしょうか?これに私は興味を抱きました。ということで、このお米の量をいろんな角度から計算してみることにします。



◆計算1:現在のお米の価格から

 まず最初にお米12合(1.8kg)を現在のお米の価格に換算してみましょう。仮に現在流通しているお米の小売り価格を350円/kgとすれば、



 1.8kg×350円=630円



 となります。

1日の賃金、米1.8kgは、たった630円の報償額になってしまいました。



 「江戸時代の労務者はずいぶんと安い賃金で働かされていたんだな~」



 もちろん、そう考えるのは早計であって、江戸時代と現在とではお米の貨幣価値が全然異なります。



◆計算2:カロリー計算から

 それでは次にカロリー計算から「お米1.8kgの賃金」を考えてみます。お米一合は530kのカロリーがあるとされますから、これから計算してみます。



 12合(1.8kg)×530kcal=6,360kcal



です。 

 このカロリー量がどの程度のものかと言うと、一般的に成人男性は一日に2,000kcalが必要とされていますから、



 6,360kcal÷2,000kcal/人=3.2人



 となります。つまりお米1.8kgは一日に成人男性3.2人を扶養できるという計算です。



◆計算3:一石計算から

 ところで江戸時代には人一人を養うのに一石(=1千合)の米が必要とされていましたので、今度はカロリー計算ではなく、一石計算で、どれだけの人が養えるか計算してみましょう。



 12合(1.8kg)÷1,000合/人/年÷365日/年=4.4人



 となりました。



◆考察:カロリー計算と一石計算の差

 江戸時代の一石計算では、「お米1.8kgの賃金」が、先のカロリー計算で算出した3.2人よりも1.2人多い、4.4人を扶養できる結果になりましたが、なぜ1.2人分の差が生じたのでしょうか?これについては、いくつかの原因が考えられると思います。



[原因1:米以外のカロリー]

 まず一つ目の原因ですが、そもそもカロリー計算では、人が生きていくために必要なカロリーを米だけから得るものとして計算しました。しかし当たり前のことですが、人は、米ばかり食べて生きていくわけにはいきません。米以外の食物、魚や野菜やそういった食べ物からもカロリーを補給しています。そういった米以外の食べ物の量が1.2人分の差として生じたとの考えです。

 ちなみに江戸時代、米ばかり食べていた江戸町民にはビタミン不足になり脚気に罹る者が続出しております。これは「江戸患い」と呼ばれていました。

 

[原因2:一人当たり平均的消費カロリー]

 次に、カロリー消費量の設定です。カロリー計算では一日の消費カロリーを2,000kcalに設定しましたが、これは一般的成人男性の値を用いました。ですからカロリー計算の結果は、あくまで成人男性を3.2人養えるという結果であって、これが婦女子となれば、カロリー消費も小さくなり、より多くの人を養える結果になるかもしれません。これが1.2人分の差として生じたとの考えです。



[原因3:時代差による消費カロリーの違い]

 原因2では、性別や年齢差による消費カロリーの違いがカロリー計算と一石計算の差を生んだとしましたが、今度は、時代によっても人が消費するカロリーは異なるであろうとする考えです。

 現在と江戸時代では、生活環境や労働環境はかなり異なるわけですから、それによっても人一人が消費するカロリー量は異なってくるでしょう。それから考えると、カロリー計算は、現代の時代状況、一石計算は、江戸時代の状況を反映した結果であり、それが1.2人分の差として生じたとの考え。



 以上の原因については、今後、もう少し掘り下げて考察していきたいと思いますが、何にしてもカロリー計算や一石計算から算出された「お米1.8kgの賃金」が、一日に3~4人養えるだけの価値があるとするならば、これは最初に計算した現在のお米の価値から算出される630円とは随分と違った「価値」に感じられてきます。



記:田鴨正路
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